2007年 11月 09日
意外にも・・・ 中華の王道! 我很忙 / 周杰倫 |
秋になるとアルバムを出す
ジェイ・チョウこと じょう・じぇるん
今年も そんな季節がやってきました
去年のアルバムを出してから
大先輩に混じり 出演した巨匠映画のプロモに
奔走したり 念願の映画の監督&主演をしたり
バスケットボール映画に主演したり・・・
(日本でも ジャンジャン公開してくれ~!
まずはいいかげんに公開してよね!黄金甲!)
それにしても タイトルの”僕はとっても忙しい”の通り
一体いつの間に 彼は曲を書いてるんだろう?!と思うくらい
傍で見てても大変そうな中華的ドサ廻り仕事も 本当に多かっただろうに
(商圏も広いし・・・) でも ジェイはちゃーんと秋に間に合わせてきた
こんどはツアーが始まるし あまりのフル回転ぶりに
ジェイくんよ あんまり疲れないで欲しいわ~と思う まるで親心!
前回の依然范特西は もう全く聞き飽きなくて ここ1年とにかくフル回転でした
”七里香”と並ぶくらい 個人的には大好きな作品
で・・・今回 我很忙 周杰倫 /HMV
シングル第一弾が あっと驚くカントリー!で ビックリしたけれど
その他は物凄く新しいことには手を出してない感じがする
ジェイ節は健在だけど ジェイらしい曲のバリエーションをもとに
何種類かのマイナーチェンジ系や 過去の曲の発展系や
きっとジェイが普段好きなジャンルや 昔好きだったんだろうな~と思う
元歌が想像できる(笑)曲やら なーんとなくルーツが見える曲たち
あと 今回のアルバムの大きな印象として
ジェイもまぎれもなく中華圏の人だ・・・ということ
意外にも今回は なんとも懐かしい感じのレトロな中華的
王道メロディがあちこちで耳に残る どこか香港寄りの広東pop系
今回は意外にも 中華の王道的アルバムだった
90年代半ばから 香港・台湾の中華圏音楽を聴き始めて
かれこれ12年位になるけど 今回のアルバムの中には
私も聞き始めた頃のアーティスト達の曲のテイストがチラついたり
これはまさに中華的王道だな~という メロディがあちこちで耳について
なんだか妙に懐かしくなってしまうような部分が多いような気がした
もしかして ジェイもこの頃のアーティスト 聞いて育ったのかもしれない
あぁ~この曲!このメロディ! 色とりどりの(リズム感無視の)ペンライトの
光の海で 中華圏のジェイ迷の皆さん ウットリだろうな@香港コロシアム♪
わかるわ~ こんな中華的王道メロディが 中華圏迷のハートを
掴むの間違いなし!ってな曲 もちろんそれは台北だって
東京だって 誰だってその場にいれば きっとそうだろう
そして 今回はいい意味で 力が抜けてて
今彼のやりたい曲をぱーっと並べてみましたという感じも・・・
全体的にはシンプルな作りで 凝った曲調というより
ヴォーカルやラップにバリエーションを持たせてる感じかな?
リラックスして 気楽にやってる感じが 聞いててもわかる
ジェイのヴォーカルは なんだかんだ言っても 可愛くて健気だ
曲だって ジェイ迷のハートを やっぱりくすぐるの間違いない
個人的には うひゃー!と 小躍りするようなメロディ
緊張感があって 脳天に衝撃受けるようなジェイも大歓迎!なんだけど
なーんとなく 1枚ごとに私の場合は 当りのような気がする
それで言うと 今回は・・・の方かな
正直 ”七里香”や”依然范特西”のような 衝撃はないけど
スルメのような アルバムであって欲しいな~と思う
派手さはないけど ひそかにキューンとくるようなメロディや
フレーズが あちこちちりばめられている感じがするので
これからまた聞き込む予定
3,4回聞いたところで 個人的に気になる曲・・・
彩虹:シンプルでなつかしい感じ ジェイのヴォーカルがナチュラルでいい
なぜかバングルスを思い出すよーな気もする
青花瓷:’07年版 中華レトロ曲 前作や前々作と比べると
小粒な感じはするけど シンプル・イズ・ベストでこれはこれで美しい
中華式庭園の東屋で お菓子とお茶を頂きたい気分
このタイプの曲・・・ジェイにしろ リーホンにしろ 台湾若手の手に
かかると なんとも品よくたおやかで 悠久の時がそこに流れるんだろうか
台湾勢の魅力は この品格の良さだと思う
蒲公英的約定: 今のところベスト! タイトルの意味もうさっぱりわかりませんが
これがなんとも歴代中華圏メロディの王道すぎる位の王道メロディ
涙がちょちょ切れるわ~という感じ
ライブシーンが思い浮かぶよう・・・ あぁ(悲)
無雙: 静かな”黄金甲”っぽいけど 間奏の中近東メロディがちょっとおぉ!
扯:曲自体は全然新しい音じゃないんだけど
(このユル~いヒップホップ系? これまた伝統的に中華の人は好きだな~)
ダルそうなジェイのお経的ラップ(特に2番の出だしあたりとか!)がいい
前奏のお喋りも曲調も まさに”飄移”系 3番目に好きかな
甜甜的: ”ペイズリー・パーク”の頃のプリンスか
”風花雪”の頃のケリー・チャンか?ってな感じの可愛い曲調
私は好きだな~ なんだか温故知新 それにしても何だ?
このチューン!ってのは?!ヨロけそう(笑)
今んとこ 2番目に好きだな~
最長的電影:もうこれも泣きたくなるよな中華的王道!
サビのキューン系&泣きのメロディは何?
これもライブでペンライトの光の海になりそうだ
*ここで試聴可能:yahoo! 台湾
また書きたいことあったら 加筆します
本当はジェイとコラボしてる 名コンビ方文山さんの歌詞もわかれば
ジェイの世界がもっと広がるのに・・・と思うのが残念!
今から中国語を一からは ハードル高いもんなぁ(哀)
*ちなみに デビューアルバム~頭文字Dまでの
二人のコラボ曲の歌詞を理解する優れモノ半島鉄盒
今回は正直 あんまり褒めないつもりだったのに
ありゃ~?なんだか知らない間に大手を振って だんだんと甘くなってきてる私(笑)
あぁ・・・2月が・・・!(悲) 行ける人は行ってみて!
ジェイ好きな皆さん! このアルバムの感想ぜひ聞かせてくださいな~!!!
by afoto
| 2007-11-09 22:36
| musica 音楽